2015年06月16日(火)
- PSIM Cafe
波形表示条件を保存する方法
PSIMを使う上で知っていると便利な機能をご紹介します!
シミュレーションを実行後、Simviewで波形を表示しますが、毎回表示したい波形を選ぶのは面倒です。
今回は表示したい波形の変数と並び順、軸のスケールなど、波形の表示条件を保存して自動で表示する方法をご紹介します。
■こんなときに便利です■
・同じ波形を何度も確認するシミュレーション
・スケールを変更して一部を何度もみたい場合
■手順■
波形を表示するソフトウェアSimviewで波形の設定条件を保存します。
1.シミュレーションを実行する回路を保存する。
※波形表示条件を保存したファイルは回路ファイルの保存場所と同じ場所に保存されます。
2.シミュレーション実行し、保存したい波形、並べる順番、スケールを設定します。
【並べる順番の変更】
順番を変えたい波形をクリックし、上に移動する場合はメニューバーの「スクリーン(Screen)→上へ(Move Up)」
下に移動する場合は「スクリーン(Screen)→下へ(Move Down)」
【スケールの変更】
ツールバーの「X」ボタン、または「Y」ボタンもしくはメニューバーの「軸(Axis)→X軸…(X Axis…)」または「軸(Axis)→Y軸…(Y Axis…)」
3.保存したい条件で表示したらメニューバーの「設定(Setting)→設定を保存(Save Settings)」をクリックする。
※回路ファイルと同じ場所に「回路ファイル名.xml」ファイルが生成されます。
4.次のシミュレーション実行からは保存した条件で自動的に表示されます。操作の様子を動画でご確認いただけます!
ぜひご参照ください。