2016年05月24日(火)
- PSIM Cafe
回路を結線したまま配線を伸ばす方法
今回は回路を結線したまま配線を伸ばす方法をご紹介します。
回路を作っていて素子やプローブを追加しようと思った時
素子同士の間隔を広げようとすると
配線が切れてしまい、面倒に思ったことはありませんか?
PSIMには「ラバーバンド」という設定があり、
その設定をしておくと切れずに伸ばすことができます。
【ラバーバンドとは?】
デフォルトで結線した配線を切らないようにする機能です。
素子を別の場所に移動させるなど、配線を切って移動させたい場合は
Siftを押しながら動かすと配線を伸ばさずに移動できます。
■こんな時にご活用いただけます
・素子を移動させるたびに配線が切れてつなぐのが面倒
・配線の手間を出来るだけ減らしたい
■設定方法
1.PSIMを起動し、メニューの「オプション(Options)」→設定(Settings…)で設定のウィンドウを開く。
2.「ラバーバンドを有効(Enable rubber band)」にチェックを入れる。
以上です。
チェックを入れている場合は、素子を移動させるときに
・配線を伸ばしながら移動
・Siftを押すと切れたまま移動
チェックが入っていない場合は、
・配線が切れたまま移動
・Siftを押すと配線を伸ばしながら移動
することができます。
ラバーバンドの設定によってどのように動作が変わるかは動画でご確認ください。