2017年01月19日(木)
- PSIM Cafe
回路を一部無効化してシミュレーションを行う
PSIMを使っている上で知っていると便利な機能をご紹介します!
今回はPSIMの回路図上の一部の回路や素子を無効化してシミュレーションを行う方法をご紹介します!
回路の検証や構成を考えているときは一部使わない回路が
回路上にできてしまうこともあります。
そのままではエラーや余計な回路を含んでシミュレーションしてしまいます。
無効化しておけば回路を消さずに必要な回路の
シミュレーションを行うことができますので、とても便利です!
■こんな時にご活用いただけます■
・回路構成を変えながら結果を検証したい。
・PSIM上においてあるけど、未完成なのでエラーが出ないようにしたい。
■操作方法■
1. 回路を作成します。
2. シミュレーション時に考慮しない素子や回路を範囲指定して選択します。
3. 右クリックして無効(Disable)をクリックします。
※上のツールバーの赤線で作られたバツ印をクリックでもOKです。
回路がグレーアウトして無効化されます。
4. 再度有効にしたい場合は右クリックして有効(Enable)をクリックします。
※上のツールバーの緑のチェックマークをクリックでもOKです。
なお、ライン上にある素子を無効化したままシミュレーションを実行すると
「断線」と判断されてエラーが出る場合があります。
無効化によって切れている線は結線してください。
回路の波形を確認しながら検討する際にとっても便利な機能です。
ぜひご活用ください!