オプションソフトウェア
バッテリ模擬ソフトウェア
MWBFP3-BTS

蓄電システムやBMU、車載インバータなどの動作検証や問題解析に最適
回生型直流電源pCUBEとバッテリ模擬ソフトウェアをインストールしたお持ちのPCをLAN接続することで、pCUBEを模擬バッテリとして動作させることができます。
実際のバッテリ特性を模擬するだけでなく、リアルタイムに現状のIV特性と動作点と充電率(SOC)をモニタできるので、蓄電システムや電気自動車の充電器の回路評価や問題分析に活用できます。
pCUBEの特長である直並列接続にも対応しているので、大容量のバッテリ模擬にも適しています。
模擬するバッテリ特性は、専用エディタで簡単作成
バッテリ特性は充電率(SOC)ごとのIV特性を専用のIV-MAPエディタにて登録します。
IV特性としてSOC 0%とSOC 100%の2ポイント及びバッテリの最大容量(Ah)を設定すれば、あとはソフトウェアが自動的にシミュレーションを開始します。

pCUBE出力の電圧、電流、電力、充電率の経過をグラフ表示
トレンドグラフ機能はシミュレーション中のpCUBE出力の電圧、電流、電力、充電率の時間経過をグラフ表示します。
グラフ右側に最新データが表示され、バッテリの各データの遷移状態を把握することができます。

IV特性を1度ダウンロードすれば、pCUBE単独での運転可能
PCが必要なのはIV特性をpCUBEへダウンロードするところまでです。
ダウンロード後は、pCUBEだけで運転することができます。IV特性はpCUBEの電源を切っても消えません。

特性の異なるモジュールを接続した場合の挙動も再現可能
それぞれ異なるIV特性をダウンロードした複数台のpCUBEを接続すれば、異なるモジュールを接続した場合の挙動を検証できます。
BMUの設計・評価などに最適です。

PV模擬ソフトウェア
MWBFP3-PVS
スマートグリッドやパワーコンディショナ回路の動作検証や問題解析に最適
回生型直流電源pCUBEとPV(太陽電池)模擬ソフトウェアをインストールしたお持ちのPCをLAN接続することで、pCUBEを太陽電池パネルとして動作させることができます。
実際のIV特性を模擬するだけでなく、リアルタイムに現状のIV特性、動作点、日射強度や温度をモニタするので、スマートグリッドやパワーコンディショナの回路評価、問題分析に活用できます。
pCUBEの特長である直並列接続にも対応しているので、パネルの直並列等にも適しています。
4種類の特性入力だけで、全範囲のPV模擬を実現
PV模擬を行うために必要なIV特性は、日射強度と温度によって変化します。
模擬をする温度の最小値と最大値、日射強度の最小値と最大値の4種類のIV特性を設定すれば、ソフトウェアが補間して模擬します。

複雑なIV特性、温度と日射強度の入力は、CSVファイルを有効活用
エディタでのIV特性の入力をもっと手軽に行うために、CSVファイルの読み込みを可能にしました。
時間ごとの日射強度、温度の関係もCSVで簡単に読み込むことができるので、模擬するPVのCSVデータがあればすぐにPV模擬を始められます。

運転状態が一目瞭然なPC上のリアルタイムモニタ
PCを接続して運転を行うと、特性モニタで模擬状態をリアルタイムに表示できます。
電流、電圧、電力はもちろん、IV特性グラフやPV特性グラフ上で現在出力している状況を表示します。

IV特性を一度ダウンロードすれば、pCUBE単独での運転可能
PCが必要なのはIV特性をpCUBEへダウンロードするところまでです。
ダウンロード後は、pCUBEだけで運転することができ、IV特性はpCUBEの電源を切っても消えません。
充放電アプリケーション
MWBFP3-CDA
バッテリのSOCの調整から安全性試験、サイクル試験に最適
回生型直流電源pCUBEと充放電アプリケーションをインストールしたお持ちのPCをLAN接続すれば、pCUBEをプログラム動作可能な充放電電源として、ご活用いただけます。
電源単体では実現できない複雑なパターンの運転や、各種設定による様々な条件でのバッテリ充放電試験が可能です。
離れた場所からPC操作が出来るため、試験を安全に行なえます。
充放電プログラムは、専用エディタで簡単作成
充放電動作に必要なCC、CV、CPの基本的な充放電コマンドの他、Memory(メモリ)、Pause(休止)、Continue(継続)、Loopなど、充放電コマンドもご用意しました。
100ステップまでプログラム可能です。時間の他、電流・電圧・電力などの移行条件が設定できるため、組合わせてCC-CV動作を行うなど様々な充放電試験に対応します。
pCUBE出力のcsvデータ保存、リアルタイムモニタ可能
最短100msecでpCUBE出力の電圧、電流、電力をcsvデータで保存できます。
計測器などを接続する必要がなく簡単にデータをまとめることができ、現状の動作状況をリアルタイムモニタすることも可能です。

複雑な動作を行うためのメモリ運転機能
CSV形式で作成した充放電パターンをpCUBEに保存し、実行できます。
最大64512ポイントのCSVデータを12個まで保存でき、各ポイント間の切替時間を(1~1000msec)で設定します。
実車走行パターンをはじめ、各種ステップでは表現できない複雑なパターンを実現するために有効な機能です。

充放電システムMWCDSシリーズとの比較
項目 | MWBFP3-CDA | MWCDSシリーズ |
---|---|---|
電源直並列拡張 | ◯ | ◯ |
ステップ数 | 100 | 99(プログラム)×99(パターン)×99(ステップ) |
充放電コマンド | 7種類 | 15種類 |
メモリ運転モード | ◯ | ◯ |
移行条件 | 4種類 | 14種類 |
停止条件(保護) | 電源本体 | 電源本体、ソフトウェア |
ステップ実行時間 | 最短100msec | 最短10msec |
ロギング機能 | 最短100msec | 最短10msec |
データロガー | なし | 電圧15ch~、温度30ch~ |
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