オプション
電流リップル重畳機能により、インバータの電流リップル模擬を実現
最大±50A / 周波数0.1Hz~30kHzの正弦波電流重畳が可能です。
インバータの電流リップルを模擬し、より実利用に近いバッテリ充放電の試験を行うことができます。
バイポーラ電源による強制放電試験対応
搭載しているpCUBEはカスタマイズにより、バイポーラ電源としても動作可能です。マイナス電圧まで強制的に放電をさせる試験などに対応します。単純なCC運転だけではなく、充放電システム、または充放電アプリケーションによるプログラマブル運転による強制放電試験に対応します。
特徴
- 0V以下のマイナス電圧まで対応可能
- マイナス電圧でも定格電流対応可能
- 直並列により、容量拡張が可能
用途
- 強制放電試験
- 過放電試験
- 転極試験
恒温槽連動
充放電ソフトをカスタマイズすることで、恒温槽(RS485通信)との連動により温度・湿度を運転プログラム内容に応じて変化させながら充放電試験を行うことができます。
特徴
- プログラム終了時の恒温槽の状態(継続、停止)の設定が可能。
- 温度、湿度計測値をモニタし、計測異常時に安全にシステムを停止することができます。
用途
- 大電流で温度環境を変化させながら、充放電を行う電池の温度特性試験
項目 | 仕様 |
通信I/F | RS485 |
通信周期 | 1000ms |
充放電システム連動 | 温度、湿度、開始温度、終了状態(継続、停止) |
*対応恒温槽メーカー: エスペック社 (他社製は別途お問い合わせください)
BMU通信連動
充放電ソフトをカスタマイズすることで、供試バッテリのBMUからRS485通信/CAN通信で各種バッテリ情報を読み出し充放電試験を行うことができます。
用途
- セル数の増加で大容量化するモジュール電池、パック電池とBMUの開発、評価試験
項目 | 仕様 |
通信I/F | RS485 / CAN |
通信周期 | 100 ~ 1000ms (*BMU通信仕様による) |
充放電システム制御 | 移行、停止、待機、再開、電力制限など |
充放電システム連動 | セル電圧、セル温度、SOCの最大・最小値および総電圧を移行・停止条件と組合わせ可能 |
BMU情報パラメータ | 各社仕様に基づきパラメータをカスタマイズ可能(ID編集ツール)(パラメータの保存・読出可) |
BMU情報モニタ | ID編集ツールで設定した情報をモニタ可能(通信モニタツール) |
計測データ記録 | 充放電システムのデータと同期記録可能(保存有効・無効設定:最小100ms) |
*BMU毎に異なる通信I/F、通信シーケンスもカスタマイズ可能
データ項目ごとにID登録
データ項目ごとにID登録が可能です。BMUごとに通信のIDが異なったとしても、BMU連動ソフトウェア側でIDの変更を行うだけでBMUとの通信が行え、BMU側の通信仕様を変更する必要がありません。
※通信仕様によりカスタマイズが必要となります。
BMUの状態によるシステム制御
BMUで計測した電圧や温度値を充放電コントローラのプログラム運転に活かすことで、実システムに近い形で充放電試験を実施します。また、BMUの状態によるシステム制御が可能です。 BMUからの異常状態を通信で受信し、充放電を停止させるなど、より高度な充放電試験を実現します。
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