特徴
- コントローラ/制御基板の評価時間が長期化している
- デバッグ段階で試験対象を壊すリスクがある
- 過去に導入したHILSが使いこなせないため、結局実機で試験を行っている
実機ベンチでの評価工数を大幅削減
②回路シミュレーションソフト感覚でHILSモデルを構築可能
HILSのシミュレーション対象であるプラントモデルをFPGA設計せずに専用のGUIでPSIMなどの回路シミュレーションソフト感覚で構築いただけます。モデルのコンパイル~ビルドも30秒~わずか数分と非常に高速に行われます。
③系統連系機器向けの充実した検証機能
専用のAPI関数により、日本の系統連系規定にある複雑な系統電圧変化をリアルタイムシミュレーション中に実装可能です。交流電源で評価する前段階としてまずはHILで検証いただけます。実装例はこちら。
また、主回路が大規模なパワーコンディショナやUPSにおいてもHIL端末を並列接続することで大規模シミュレーションを実現します。
④TyphoonSim(新回路シミュレーションソフト New!)
これまでTyphoonHILでHILSのモデルを構築していただく際にはPSIMなどの既存の回路シミュレーションソフトからモデルをTyphoonHILのソフトウェアに移植していただく必要がありました。
TyphoonSimをシミュレーション対象モデルの基本設計段階でご利用いただくことで、HILSにモデルを移植する際に手間をより少なくシームレスにHILS評価へと移行していただけます。
TyphoonSimについての2024年9月開催予定のセミナーはこちら。現在はオフィシャルベータ版を無償配布中。
正式版は2024年冬頃を予定しております。
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この製品に関する
よくあるご質問
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HILSと実機はどの程度違うの?
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時間分解能が限られるため、全てにおいて実機を模擬するということではございません。
制御の検証がHILSの用途のメインのため、実機の損失やパワー半導体の過度現象などを確認されたい用途にはあまり向いていません。
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ミニモデルがあるからHILSは要らないですよね?
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HILSがあった方が効率的で様々なリスクが低いです。
1.評価の効率性
ミニモデルは効率が悪い(実試験準備必要)
HILSは信号のみの配線のため効率が良い。
2.柔軟性
ミニモデルは実機のため、破壊を伴う。
過負荷、短絡といった試験は出来ない。
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