構成・機能
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オプションボード一覧
独自のバス通信方式に対応した各種オプションボードにより、外部インターフェース(入出力機能)を拡張できます。
PE-Expert4専用ラックには、DSPボードを除く、残り10スロットを自由に拡張することができます。
ボード名称 | 使用 スロット 数 |
増設可能 枚数*1 |
使用 言語 |
外部インターフェース機能 | |||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
通信 | PWM 光出力 |
AD | DA | DI | DO | その他 | |||||||
基本 ボード |
DSPボード MWPE4-C6657 |
2 | – *2 |
C言語 |
CAN 1ch |
RS232C 2ch |
– | – | – | – | – | – | – |
拡張 ボード |
PEVボード MWPE4-PEV |
2 | 5 | – | – | – |
6ch |
8ch | – | 16ch | 16ch |
エンコーダ ABZ入力 1ch |
UP/DOWN カウンタ入力 1ch |
DAボード MWPE4-DAC |
1 | 5 | – | – | – | – | – | 12ch | – | – | – | – | |
PIOボード MWPE4-PIO |
1 | 5 | – | – | – | – | – | – | 16ch | 16ch |
エンコーダ ABZ入力 2ch
|
UP/DOWN カウンタ入力 2ch |
|
ADボード MWPE4-ADC |
1 | 5 | – | – | – | – | 12ch | – | – | – | – | – | |
METERボード MWPE4-METER |
2 | 1 | – | – | – | – |
16ch *4 |
– | – | – |
エンコーダ ABZ入力 2ch |
温度計測 熱電対10ch サーミスタ2ch |
|
IP対応FPGA6ボード MWPE4-IPFPGA6 |
1 | 5 *5 |
VHDL Velilog |
– | – |
6ch |
8ch | – | 4ch | 4ch | – | – | |
IP対応FPGA24ボード MWPE4-IPFPGA24 |
2 | 5 *5 |
VHDL Velilog |
– | – |
24ch |
8ch | – | 4ch | 4ch | – | – | |
IO拡張FPGAボード MWPE4-IPFPGAEX |
2 | 5 *5 |
VHDL Velilog |
– | – |
6ch |
8ch | – | 4ch | 4ch |
拡張IO 144ch |
– |
*1 増設可能枚数とは専用ラックに実装可能な同一オプションボード数です。
*2 DSPボードの実装は、必須となります。DSPボードは、専用ラックに1枚だけ実装可能です。
*3 光6出力FPGA6ボードと光24出力FPGA24ボードの実装は、合わせて5枚まで実装可能です。
*4 電力演算用に12ch、トルク計インターフェースとして2ch、汎用アナログ入力として2ch使用可能です
*5 IP対応FPGA6ボード、IP対応FPGA24ボード、IO拡張FPGAボードの実装は、合わせて5枚まで実装可能です。
DSPボード MWPE4-C6657
DSPボードは、PE-Expert4システムの中核となるボードで、高速浮動小数点型DSPを搭載し演算処理、電気的に絶縁してPCとの通信、他の拡張ボードのI/O制御などを行います。
*別売の拡張ボードを増設してご使用いただく際にも、本ボードの実装が必須となります。
仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
使用スロット数 | 2スロット | |
DSP | TMS320C6657(1.25GHz) | |
内蔵RAM | 1024KB(中速) 32KB(高速) 共に一部占有済み | |
外付けRAM | 512MB 一部占有済み | |
EEPROM | 128KB | |
通信方式 | 光Ethernet | |
絶縁RS232Cポート | 2組DSUB9-pin | |
CAN通信ポート | 通信方式 | CAN2.0B |
チャンネル数 | 1ch | |
通信速度 | 125kbps~1Mbps | |
メールボックス数 | 15 (内1つは、受信専用) | |
電気的絶縁 | 2500Vrms(ADM3053相当) | |
CANコントローラ | MCP2510-I/SO(Microchip Technology) | |
CANトランシーバ | ISO1050DUB(Texas Instruments) | |
コネクタ | 1組 DSUB-9pin |
付属品
- LAN用ケーブル:1本
- 光メディアコンバータ:1台
- 光ケーブル:1本
PEVボード MWPE4-PEV
最高キャリア周波数(500kHz)でPWM生成し、ゲート信号を出力します。
パルス遅延が最小になるように設計しており、SiCデバイス搭載インバータの性能を最大限発揮することが出来ます。
仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
使用スロット数 | 2スロット |
三相PWM | 光出力×1組(ゲート信号6ch+ブレーキ信号1ch) |
変調方式 | 電圧型三角波変調 電圧型空間ベクトル変調 直接ゲートコントロール機能 |
デッドタイム | 0~20μs |
キャリア周波数 | 1kHz~500kHz |
PWM精度 | 14bit キャリア周波数10kHz時 |
ADC | 14bit 8ch同時サンプリング |
デジタル入力 | 16ch 内6chはインプットキャプチャと兼用 |
デジタル出力 | 16ch |
インプットキャプチャ | 32bit 4入力 Digital inを使用 |
UP/DOWNカウンタ | 32bit 1組(2入力)Digital inを使用 |
ABZエンコーダ入力 | 1組(A,B,Zの3入力)/ 差動入力OC / カウンタ長32bit |
*ゲート信号は光出力です。変換器側には「デッドタイム付加機能付インターフェースボード(MWPE-IFRX4-PRO)」のご利用を推奨しています。
付属品
- 光ファイバケーブル:7本
- 両側SMB同軸ケーブル:8本
- フラットケーブル 26pin:1本
- フラットケーブル 40pin:1本
- 26pin用変換基板:1枚
- 40pin用変換基板:1枚
DAボード MWPE4-DAC
アナログ信号出力を機能追加するボードです。
PE-Expert4の内部変数を出力したい、またはアナログ信号を分岐したい場合に使用します。
仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
使用スロット数 | 1スロット |
出力チャンネル数(SMBコネクタ) | 12ch |
電圧出力範囲 | ±10V |
アナログ出力分解能 | 16bit |
付属品
- 両側SMB同軸ケーブル:12本
PIOボード MWPE4-PIO
デジタル入出力、カウンタ機能の拡張を目的としたボードです。
1枚でデジタル入力、出力ともに16ch、カウンタ機能を2ch拡張することができます。
仕様
項目 | 仕様 | ||
---|---|---|---|
使用スロット数 | 1スロット | ||
デジタル入出力 | 入力信号数 | 16ch(うち6chは高速) | |
信号入力レベル | +12V~24V(高速:+5V) | ||
割り込み | 1点 | ||
出力信号数 | 16ch | ||
UP/DOWNカウンタ | チャンネル数 | 2ch | |
カウンタ精度 | 32bit | ||
カウント方式 | UP/DOWN or Plus/DIR | ||
ABZカウンタ入力 | チャンネル数 | 2ch | |
カウンタ精度 | 32bit | ||
信号レベル | 差動orOC | ||
Z割り込み | あり | ||
レゾルバ入力*1 | R/D変換IC | AU6805相当 | |
通信方式 | 差動シリアル | ||
信号レベル | 入力 | 差動AM26LS31C相当に対応 | |
出力 | 差動AM26LS32A相当に対応 |
*1 レゾルバ入力は弊社アクセサリのセンサ信号絶縁変換BOX(別売)が必要です。
付属品
- フラットケーブル 40pin-20pin:2本
- フラットケーブル 50pin-20pin:1本
- 20ピン用変換基板:4枚
ADボード MWPE4-ADC
アナログ入力を拡張するボードです。
1枚で12chを拡張することができます。
仕様
項目 | 仕様 |
---|---|
使用スロット数 | 1スロット |
入力チャンネル数(SMBコネクタ) | 12ch |
入力電圧範囲 | ±5V |
アナログ入力分解能 | 14bit |
付属品
この製品には下記部品が付属されています。
- 両側SMB同軸ケーブル:12本
- VHコネクタケーブル:1本
METERボード MWPE4-METER
METERボードは、PE-ViewXの電力計測機能(PE-Meter)を使用するための専用ボードです。METERボードは、以下の機能を備えています。制御に影響を与えずに、電力等のパラメータを高速で演算することができます。
・AD変換機能
・高速電力演算機能
・熱電対による温度計測機能
・ABZカウンタ機能
・センサ信号絶縁変換BOX(MWACS-PSIF-01)とのシリアル通信機能
・電力演算結果を高速転送するための高速シリアルバス機能
仕様
項目 | 仕様 | |
---|---|---|
使用スロット数 | 2スロット(正面からラックを見て、左端に固定) | |
入力ch数 | 電力計測 | 12ch(電圧、電流)×6セット |
トルクセンサIF | 2ch | |
汎用AD入力 | 2ch | |
入力レンジ | 電力計測 | -5V ~ 5V |
トルクセンサIF | -5V ~ 5Vまたは-10V ~ 10V(基板上のジャンパで切り替え) | |
汎用AD入力 | -5V ~ 5V | |
周波数帯域 | 500kHz | |
LPF(デジタル) | 500Hz, 1kHz, 5kHz, 10kHz, off | |
ADCサンプリングレート | 3MHz | |
ADC分解能 | 14bit | |
同時変換 | 全ch同時AD変換 | |
温度計測 熱電対I/F |
ch数 | 10ch |
対応熱電対 | K型、T型 | |
温度範囲 | -100℃ ~ 200℃ | |
温度計測 サーミスタI/F |
ch数 | 2ch |
電源供給 | 5V(50mA)、GND | |
ABZエンコーダ入力 | ch数 | 2ch |
カウンタ長 | 32bit | |
信号レベル | オープンコレクタ、差動(RS422互換) | |
Z割り込み | あり |
付属品
- 両側SMB同軸ケーブル:16本
- BNC⇒SMB変換コネクタ:16個
- フラットケーブル(40pin-20pin-x2):2本
- 20ピン用変換基板:4枚
IP対応FPGAボード MWPE4-IPFPGA6/MWPE4-IPFPGA24
【ご注意ください】
本製品はユーザ様ご自身によるハードウェア記述言語 VHDLまたはVelilogによるロジック開発が必要です。
PE-Expert4に付属する統合開発環境PE-ViewXの他に、FPGAの開発ツール Vivadoを使用します。ロジック開発に関するサポートは致しかねますのでご了承下さい。
ロジック開発は弊社にて受託開発も行っているので、お気軽にお問い合わせください。
その他、ロジック開発のために別途ご用意いただくツールはこちらをご参照ください。
FPGAを搭載し、ゲート信号出力を備えたボードです。VHDL,Verilog HDLでのロジック開発や、任意波形でのゲート信号生成などにおすすめです。
ゲート信号出力数により、2種類のボードがあります。
MWPE4-IPFPGA6 6ch出力
MWPE4-IPFPGA24 24ch出力
24ch出力ボード×最大5枚増設した場合、ゲート信号を最大120本まで拡張できます。
仕様
MWPE4-IPFPGA6/MWPE4-IPFPGA24
項目 | 仕様 | 備考 | ||
MWPE4-IPFPGA6 | MWPE4-IPFPGA24 | |||
使用スロット数 | 1スロット | 2スロット | ||
ユーザ用FPGA | XC7K70T-1FBG676C | Xilinx社製 | ||
ユーザ用PROM | N25Q128A13ESF40E | Xilinx社製 | ||
AD変換 | チャンネル数 | 8ch | ||
分解能 | 14bit | |||
入力電圧範囲 | ±5V | |||
変換時間 | 500ns | FPGAロジックに依存 | ||
同時サンプリング | 8ch | FPGAロジックに依存 | ||
デジタル入力 | 4ch | RS-422互換 | ||
デジタル出力 | 4ch | RS-422互換 | ||
光出力 | 6ch | 24ch | ||
JTAGコネクタ | フロントパネルからアクセス |
*統合開発環境PE-ViewXはver.3.0以上、パワエレ専用ライブラリPEOSはver.3.02以上が必要です。 *ゲート信号は光出力です。変換器側には「デッドタイム付加機能付インターフェースボード(MWPE-IFRX4-PRO)」のご利用を推奨しています。
付属品
MWPE4-IPFPGA6
- SMB変換用拡張ボード :1枚
- TTL-差動変換ボード:1枚
- 光ファイバケーブル:6本
- 両側SMB同軸ケーブル:8本
- フラットケーブル 26pin:1本
- フラットケーブル 16pin:1本
- SMB変換用拡張ボード :1枚
- TTL-差動変換ボード:1枚
- 光ファイバケーブル:24本
- 両側SMB同軸ケーブル:8本
- フラットケーブル 26pin:1本
- フラットケーブル 16pin:1本
お客様にご用意いただくもの
- FPGA開発ツール VIVADO® WebPACK 2016.4以降(Xilinx社より無償配布)
- FPGAの書き込み用ダウンロードケーブル(Xilinx社へお問合せください)
IO拡張FPGAボード MWPE4-IPFPGAEX
【ご注意ください】
本製品はユーザ様ご自身によるハードウェア記述言語 VHDLまたはVelilogによるロジック開発が必要です。
PE-Expert4に付属する統合開発環境PE-ViewXの他に、FPGAの開発ツール Vivadoを使用します。ロジック開発に関するサポートは致しかねますのでご了承下さい。
ロジック開発は弊社にて受託開発も行っているので、お気軽にお問い合わせください。
その他、ロジック開発のために別途ご用意いただくツールはこちらをご参照ください。
18chのコネクタを8つ搭載し、専用の拡張用IOボードを使用した場合は最大144の入出力信号を使用できるFPGAボードです。
従来SMBケーブルを使用しているアナログ信号入力も、光信号に変換して絶縁化が可能です。
仕様
項目 | 仕様 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
使用スロット数 | 2スロット | |||
ユーザ用FPGA | XC7K70T-1FBG676C | Xilinx社製 | ||
ユーザ用PROM | S25FL128SAGMFI000 | CYPRESS社製 | ||
AD変換 | チャンネル数 | 8ch | ||
分解能 | 14bit | |||
入力電圧範囲 | ±5V | |||
変換時間 | 500ns | |||
デジタル入力 | 4ch | RS-422互換 | ||
デジタル出力 | 4ch | RS-422互換 | ||
光出力 | 6ch | |||
拡張IO | 144ch | 18ch×8 | ||
JTAGコネクタ | フロントパネルからアクセス |
*統合開発環境PE-ViewXはver.3.0以上、パワエレ専用ライブラリPEOSはver.3.02以上が必要です。
*ゲート信号は光出力です。変換器側には「デッドタイム付加機能付インターフェースボード(MWPE-IFRX4-PRO)」のご利用を推奨しています。
付属品
- SMB変換用拡張ボード :1枚
- TTL-差動変換ボード:1枚
- フラットケーブル 26pin:1本
- フラットケーブル 16pin:1本
※光信号出力ケーブル、アナログ入力用SMBケーブルは、必要本数ならびにケーブル長に合わせて、別途ご用意頂く必要があります。
- 光ファイバケーブル(7本) MWACS-APOF03-001 (2m/5m/10m)
- 両側SMB同軸ケーブル(8本) MWACS-CON3200-BNX (2m/5m/10m)
お客様にご用意いただくもの
- FPGA開発ツール VIVADO® WebPACK 2016.4以降(Xilinx社より無償配布)
- FPGAの書き込み用ダウンロードケーブル(Xilinx社へお問合せください)
拡張用IOボード
MWPE4-IPFPGAEXと専用ケーブルで接続して光信号を拡張するオプションボードです。
MWPE4-IPFPGAEX以外のボードと組み合わせて使用することはできません。
1枚のMWPE4-IPFPGAEXにMWPE4-EXGATE、MWPE4-EXRCVR合わせて8枚まで接続できます。
仕様
光信号出力拡張用ボード MWPE4-EXGATE
項目 | 仕様 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
使用スロット数 | 1スロット | |||
光出力 | 18ch |
光信号入力拡張用ボード MWPE4-EXRCVR
項目 | 仕様 | 備考 | ||
---|---|---|---|---|
使用スロット数 | 1スロット | |||
光入力 | 18ch |
*光信号出力基板/ユニット等のカスタム対応が必要となりますので、ご相談下さい。
付属品
- MWPE4-IPFPGAEX接続専用ケーブル
※光信号出力ケーブルは必要本数、ならびにケーブル長に合わせて別途ご用意頂く必要があります。
- 光ファイバケーブル(7本) MWACS-APOF03-001 (2m/5m/10m)
この製品に関する
よくあるご質問
-
トライアル版で同じPC内の別アカウントで使用できますか。
-
トライアル版では、ユーザアカウントごとのライセンスが必要になります(「macアドレス/ HDD情報/ cpu-ID/ ユーザーアカウント」の全てが一致する必要があります)。
私たちが
自信を持っている製品を
ぜひご覧ください!