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■お知らせ
2021/12/27 6相PMSMモデル(位相シフトなし)が追加されました(Ver.2021b)
2020/10/07 高周波PMSMモデルが追加されました(Ver.2020a)
モータ駆動シミュレーションの実装
モータ駆動系のシミュレーションに必要な素子をご用意しています。さまざまな回転機モデル、機械的負荷モデル、位置センサモデルなどを使うことができます。
特長
1.PSIM上でモータドライブ
各種のモータやトルクセンサ、速度センサなどモータ駆動系の研究に必要な素子が提供されており、様々なモータモデルや機械的負荷のモデルを利用することができます。
2.多彩なシミュレーション
モータモデルやセンサモデル、また機械的負荷などを組み合わせることにより、モータ駆動や制御のシミュレーション、また機械的負荷を電気回路で表現が可能となるモジュールです。
対称三相かご型誘導機
誘導機の素子を使用して、モータ特性のシミュレーションを行なうことができます。
誘導機のフィードバック制御
モータモデルやセンサを使ってモータ制御のシミュレーションができます。
機械系/電気系インターフェース
機械的負荷を電気回路で表現することができます。電気系の豊富な素子を使って表現した特性を機械的な負荷として入力し、様々な変化をシミュレーションすることができます。
素子
電磁界解析ソフトJMAGとの連成シミュレーション
*この機能は「他シミュレータ連成機能」に含まれます。
JMAGで設計したモデルをPSIMの回路内で利用した場合の回路シミュレーションを行なうことができます。JMAGとの直接連成の他、JMAG-RTを使用したテーブル連成の2つの連成方法があります。
JMAGとの直接連携 *本製品の使用には、JSOL社製 JMAG の購入が必要です。
新しい原理のモデル(ex.多相モータ)や、非線形な特性のモデル(ex.コギングトルクの大きなモータ)など、モータの複雑な現象の解析ができるようになります。さらに、MagCoupler-DLブロックを利用することで、高速に解析を行うことが期待できます。
このモジュールを追加したPSIMでシミュレーションを実行すると、JMAGと同時にシミュレーションを行ない、回路シミュレーション結果だけでなく、電磁界解析の結果も取得可能となります。
JMAG-RTとのテーブル連携 *本製品の使用には、JSOL社製 JMAG(JMAG-RT) の購入が必要です。
MagCoupler-RT Moduleでは、JMAGの機能群にあるJMAG-RTのデータファイルとリンクすることができます。これによりJMAG-RTを利用し、PSIMと電磁界解析ソフトウェアJMAGとの連成シミュレーションを行なうことができます。JMAGとの直接連成解析と比較して、短い時間でほぼ同レベルの結果を算出することができます。
JMAGとの直接連携、JMAG-RTのテーブル連成、PSIMの持つモータモデルの比較
モジュール | シミュレーション可能なモデル | PSIM |
JMAGシミュレーション 結果の出力 |
|
解析時間 | モデル特性の再現 | |||
JMAG-RTとの連成 | 制限なし JMAG-RTで出力できるモデル全てに対応 |
○ (3[min])※ |
○ | × |
JMAGとの連成 | 制限なし | △ | ◎ | ○ |
PSIMのモデル | PSIMで提供されている全てのモータ | ◎ (2[sec]) |
× | × |
※上記と別にJMAG-RTモデルデータの作成のための時間がかかります。