2016年07月27日(水)
- PSIM Cafe
【平地研究室技術メモ】フォワード型1石式 DC/DC コンバータの動作 No.20061124
舞鶴高専の平地先生が公開している「平地研究室技術メモ」をPSIMで回路を作って実行してみました。
(平地先生には許可をいただいて製作しています。)
作った回路はDLできるようにしていますのでぜひご活用ください。
※PSIMの回路についての動作保障は致しかねますのでご了承ください。
今回はNo.20061124のフォワード型1石式DC/DCコンバータの動作です。
フォワード型1石式DC/DCコンバータは降圧チョッパにトランスを追加した回路ですが、
降圧チョッパの回路は「チョッパ回路の考え方 No.20060918」で回路を紹介しています。
トランスが入ることで絶縁され、伝導ノイズや感電防止になります。
PSIMで作った回路はこんな感じになりました。
PSIMには変圧器のモデルが非常に多く用意されており、単相だけで10種類以上あります。
単純な理想の変圧器だけでなく、巻線抵抗や漏れインダクタンスを考慮した変圧器のモデルが巻線の数違いでたくさんあります。
今回は単相3巻線の変圧器を使用しています。
この回路を実行してみるとこんな波形です。
技術メモにある波形と同じ形の波形が出ていることがわかります。
回路は以下からダウンロードできますので、ぜひ色々動かしてみてください。
zipには回路ファイルとともに波形表示条件ファイル(.ini)を保存しています。
回路と同じ場所において実行してすると自動的に技術メモと同じ順番に波形が並びます。
※Ver.10.0.4以上のデモ版で動作が可能です。
この記事の回路ファイルのダウンロードはこちらから