2021年03月05日(金)
- HILS
HILSの推移
HILS(Hard In The Loop Simulation)に関してご紹介やセミナーを行ってきましたが、
電力変換分野において、HILSというツールの認知度がまだまだ低いと感じることがあります。
そもそもHILSを知らなかったり、使っている人がいないという声も多く伺います。
パワエレ業界においてHILSに関しての普及率を調べることは、今回は残念ながらできませんでしたが、
IEEEにてHILSに関する論文件数の推移を確認し、論文件数の増加傾向をまとめてみました。
2000年から2020年までの間で、論文タイトルまたは概要欄にてHILという言葉が掲載されいてる論文数を抽出しています。
(参考:IEEE Xplore https://ieeexplore.ieee.org/Xplore/home.jsp )
2000年から2002年までは論文件数は10件にも満たなかったですが、2014年以降は毎年100件以上HILに関する論文が発表されています。
2020年は300件近い論文が発表されており、時代とともにHILの注目度は高くなっていることがグラフから読み取れます。
※論文の中身は確認しておりませんので、あくまで参考として見ていただければと思います。
弊社が販売しているTyphoon HILに関しては、海外の様々な学会にて300件を超える論文が発表されています。
開発元のページになりますが、Typhoon HILに関連する論文をまとめていますので、
ご興味ありましたら見ていただければと思います。
https://www.typhoon-hil.com/published-papers/